北海道ツーリングレポート  北海道ツーリング HOMEへ
 初の北海道一人旅、初の道内全日程晴天、初のビッグオフ!
その小高い丘を登ると、別世界・・・・ 満月の下に根釧原野が広がっている。 ただただ広大な、黒々とした大地だ。
百八十度、遮るものひとつない大平原に、農家の小さな灯りが星の数より数倍希薄な密度でちらばっている・・・
ここ、中標津にある開陽台に憧れて、何度も足を運んだ北海道のトラベルレポートです。
ようやく北海道にも本格的な開発が始まった80年代、 ブームで賑わった90年代初頭…
あの頃にTOURINGできた事を嬉しく思う。
HOKKAIDO SOLO TOURING '93
1993年8月17日〜26日
with YAMAHA XTZ660 TENERE


8月17日(火)雨
小雨の降る中、カッパを着て敦賀港へ向けて走り出したのは午後6時頃だったろうか…
ツーリングに出るのは5月以来、ソロツーリングは1年ぶり。 そしてソロでのロングツーリング、しかも北海道というのは初である。
北海道へ上陸するために敦賀港へ向かうのは3度目であるが、今回は'85年の時と気分がだぶる。

関ヶ原を越えて広域農道へ入ると大雨。 それこそバケツをひっくり返したような大雨だ!
前が見えず大型トラックとすれ違うときなんか思わずフルブレーキだ。 そんなおかげでYAMAHA XTZ660テネレでも、すぐにトラックに追いつかれてしまい道を譲る始末(T_T)
結局、前を走る大型トラックを目印に木之本まで走ってしまった(^^;)

奥琵琶湖のパーキングで少し休み、敦賀港に着いたのは午後10時。
乗船手続きを済ませバイクと船に乗り込む。 今回も「ニューゆうかり」だ。
前に乗ったのは'87年、その時と比べると各部にマイナーチェンジがみられ、なかなか良い♪
懐かしい2等寝台に入ってからしばらくすると、船は岸を離れ一路小樽目指して進み出した。



8月18日(水)曇時々晴れ
2等寝台での一人旅はちょっと淋しい感がある。 ほかの一人旅の人はカーテンを閉めてベッドの中に閉じこもってることが多いし、グループの方々は各自でそれぞれの身内話をして盛り上がっている。
私は映画を見たり本を読んだりして夜まで過ごした(-_-)
そしてお馴染みのカラオケ大会。 いまいち気乗りしなかったが、気持ちを変えるために参加。
なぜか今回も3位。 けっこう得意な「Stories(TUBE)」だったのに…
でもおかげで気分も良くなってきて、いよいよ北海道だ。

船はこの時、津軽海峡を渡っていた。


▲今回のルート▲

名古屋

●敦賀港●


●小樽港●

富良野

襟裳岬

中標津

サロマ湖

宗谷岬

羽幌

●室蘭港●


●直江津港●

名古屋



新日本海フェリー
敦賀〜小樽



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