北海道ツーリングレポート  北海道ツーリング HOMEへ
 初めて行った北海道ツーリング、見るもの全てが新鮮
その小高い丘を登ると、別世界・・・・ 満月の下に根釧原野が広がっている。 ただただ広大な、黒々とした大地だ。
百八十度、遮るものひとつない大平原に、農家の小さな灯りが星の数より数倍希薄な密度でちらばっている・・・
ここ、中標津にある開陽台に憧れて、何度も足を運んだ北海道のトラベルレポートです。
ようやく北海道にも本格的な開発が始まった80年代、 ブームで賑わった90年代初頭…
あの頃にTOURINGできた事を嬉しく思う。
TOURING WONDERLAND'85
〜大いなる大地 北海道〜
8月12日(月)〜8月21日(水)
with YAMAHA XJ400Zs



8月17日(土)
7時に起きて9時前には宿を出た。 
まずは美幌峠に行った。 凄い展望で、屈斜路湖が最高の角度で見える。 
開陽台に次ぐビューポイントだ!

北見市を抜けてR39で層雲峡を眺めて走る。 
でも旧道の方でしか最高の層雲峡は見られないそうだ。

なんだかんだと走って比布駅に来た。 
なんと駅の売店でピップエレキバンが¥880−で売られている。 売り子さんがカワイイ子だったので、会話を交わして記念撮影。

旭川市では「まるとみ」というラーメン屋でみそラーメンを食べる。 
やっぱ北海道と言えばみそでしょう! すんごいボリュームでめちゃ美味しかった。 それに、おばちゃんがとても親切でした。

北海道第2の都市、旭川を抜けてガスチャージ。 上富良野の喫茶店まで来ました。 
俺達は、まだ時間があると言うことでゴルフなんぞ楽しみました。 もちろん「打ちっ放し」。 
でもまともに飛んだのは1発でしたね(笑)


富良野という街は山に囲まれた盆地になっていて、凄くいい感じだ。 
ラベンダーの季節は終わっていたが、北海道の「へそ」にあたる街だけに個性を持っていますね。

児童会館で夜を共にした連中と
富良野駅で寝るつもりだったが、駅員さんが出てきて「雨降るから児童会館へ行きなさい。 連絡とっておいたから。」と親切にもお世話していただきました。 
児童会館でカップラーメン食べて、街の銭湯へ行き、そこで知り合ったCBR400Fのライダーと話し込んでから寝た。 彼は知床のカムイワッカの滝(湯の滝)が最高だったと言った。 
カムイワッカ・・・ 知らない〜(泣) 俺達は情報収集不足を悔やんだ。




8月18日(日)
今日は朝から雨だ。 だが負けずに国道38号をひた走り、狩勝峠まで来た。 
風は強かったが、もう雨は上がっている。 

峠のドライブインで、男がFJ1100、女がGPz750R Ninja仕様車というカップルに会った。 
ペアライダー憧れの頂点ですね。

峠を下り帯広に出た頃は快晴だった。 
早速ライダーの集まる「さんのう」という喫茶店へ・・・ 俺達とはちょっと違うアダルトなライダーが3人ばかりいた。 
ここの野菜カレーは最高だった。


そして、いざ愛国駅へ! 
改札口で幸福行きを2枚買った。 やっぱ2枚でしょう(笑) 
一駅南の幸福駅では、愛の国「愛国行き」を2枚ね。 その後、記念撮影をして襟裳岬へ向かいます。

途中、黄金道路で一休みして、バイクを洗ってカモメを避けながら、朝に予約した襟裳岬ユースホステルを目指した。


えりも岬YHの屋根の上で
日高山脈が海に落ちる襟裳岬は、今回見た岬では1番迫力があった。 
俺もゼネラルも、なぜか森進一の「襟裳岬」を口ずさんでいた。

やや道に迷ったが午後5時にユース着。 
バイクを降りると、屋根の上から「お帰りなさ〜い」という声が、いきなり飛んできた。 女の子4人だった。

夜のミーティングでは最高に盛り上がってしまい、すごく楽しい夜だった。 
今度からは「岬めぐり」くらい覚えとこ。





美幌峠より
ガスの屈斜路湖


層雲峡


国鉄広尾線
「幸福駅」


黄金道路(広尾側)


YAMAHA XJ400Zs


襟裳岬


えりも岬YH(民宿 仙庭)
屋根の上からの展望


今日の襟裳岬

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